グレングールド

oarsmankyoto2008-07-14

ブログの流れからはずれますが、グレングールドに関してはやはり書かなくてはなりません。
1932年カナダトロント生まれのピアニストです。バッハをこよなく愛し、1955年のデビューアルバム1981年の最後のアルバムともにバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」でした。
2度目の「ゴールドベルグ変奏曲」録音後、1982年トロントにて没しています。
グールドの何がそんなに好きなのか、すべてです。 
クラシック音楽はいろいろありますが、ほとんどは作曲者と演奏者の想いが込められています、それはそれでいいのですが、バッハとグールドは「美」そのものを求道者のごとく追求し極めているのです。そこに私は絶対的な「美」を感じます。
グールドのバッハは何百回、何千回と聴いても引き込まれます、天からそのまま舞い降りてきたような音楽なのです。
 先月、出張でトロントに行く機会に恵まれました、郊外のマウントプレザント墓地に地下鉄で行き、墓地の中心にある管理棟でグールドの墓地の場所を教えてもらい念願のグールドのお墓に行くことができました。感動的な墓参でした。(他にインスリン発見者のフレデリックバンティング、チャールズベスト両博士の墓地も行きました)
 グールドのバッハで真の「美」の世界にあなたも没頭してみませんか?